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ホキ美術館

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ホキ美術館 は 写実絵画専門の美術館です。
『山田五郎のぶらぶら美術館』で見て以来、ようやく訪れることができました。
流線型に伸びるキューブが重なりあったフォルムが、近未来的でカッコいい。

感染症対策というよりは、昨年10月の豪雨による浸水被害により長らく閉館
していたことは知っていた。この8月にリニューアル・オープンとのことです。

千葉県の穏やかな新興住宅地、南側には『千葉県昭和の森』が広がる場所。
こういった状況から、建物の高さを抑えた計画になったのだな。
駐車場の車を止め、初めて建物を目にして気がつきました。

入館する前に、建物全体をぐるっと。
東側ギャラリーの納まるキューブは、ダイナミックに30mも張りだしている。
その下部は、深いスロープとなり搬出入口となっていることがわかる。
鋼板で出来ているというこのギャラリー1のキューブは、あえて敷地形状と
逆の方向に湾曲している。
双方向から湾曲しキューブによって、抱かれたような中庭ができているのだが
この空間がルーバーで閉じられている。建物内からも中庭が認識できなかった。
せっかくの空間のようなのに、なんでだろうか‥。

見学の後に知りました。
浸水したのは、この搬出入口のスロープから。そして、
浸水の被害にあった地下の機械施設を、この中庭部分に移したのだとのこと。

いろんな条件がアダになってしまったということか。
せめてスロープに 設置予定とゆう防潮板があったらなと、悔やまれる。

コレクションの写実絵画も 目を見張るほど素晴らしい。
(保護ガラスに映り込みがあるのだけ、残念だった。)
カフェのハヤシライスも絶品だった。

名建築であることは変わらない。

アクアラインと首都圏中央連絡自動車道のおかげで、事務所から意外と近い。
また来ます。


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